① ノンボレーゾーンとは?

ノンボレーゾーンとは、ネットの両側にある、ネットから約2.13メートルのエリアのことです。

海外では「キッチン(Kitchen)」とも呼ばれています。

このエリアでは、ボールが地面にバウンドする前に打つ「ボレー」が禁止されています。

また、エリアを区切るラインもノンボレーゾーンに含まれるため、ボレーを打つときに、つま先が少しでもラインに触れていたら反則です。

ただし、ノンボレーゾーンの上の空間まで禁止されているわけではありません。

ゾーンの外に立ち、体やパドルなどがゾーンに触れなければ、パドルを前に伸ばしてボレーを打つことは認められています。

② ノンボレーゾーンには入ってもいいの?

「ノンボレーゾーンには入ってはいけない」と思っている人もいるかもしれません。

実は、ノンボレーゾーンに入ること自体は禁止されていません。

例えば、相手がネット際に短いボールを打ってきた場合、ゾーンの中に入って、ボールがワンバウンドしてから打ち返すのはOKです。

バウンドを待つために、あらかじめゾーンに入っていても問題ありません。

③ ボールを打ったあとに足が入ったら反則?

ここが初心者に特に覚えてほしいポイントです。

ノンボレーゾーンの外からボレーを打っても、その勢いでゾーンの中に足が入ってしまうと反則になります。

例えば、ネット際に飛んできたボールを勢いよくスマッシュした場合。

打った瞬間はラインを踏んでいなくても、前によろけてラインを踏んでしまったら反則です。

相手がボールを取れなかったあとでも反則?

これも意外なルールです。

例えば、次のような場面を想像してください。

  1. ノンボレーゾーンの外からスマッシュを打つ
  2. 相手が返球できず、ラリーが終わる
  3. その直後、スマッシュの勢いで前によろけてラインを踏む

この場合も反則になります。

公式ルールでは、ラリーが終わったあとでも、ボレーの勢いによってノンボレーゾーンに触れた場合は反則とされています。

では、いつから入ってもいいの?

ボレーを打った後、体のバランスを取り戻して動きをコントロールできる状態になるか、ゾーンに向かう勢いが止まれば、入っても問題ありません。

「打ってから何秒待てばOK」という時間の決まりはなく、ボレーの勢いが残っているかどうかがポイントになります。

④ ゾーンから出た直後にボレーしてもいい?

ノンボレーゾーンから出るときにも注意が必要です。

一度ゾーンに入ったら、両足が完全にゾーンの外の地面に着いてからでなければ、ボレーを打てません。

例えば、次のようなケースです。

  • 片足だけゾーンの外に出してボレーする → 反則
  • ゾーンの中からジャンプしてボレーし、外側に着地する → 反則
  • 両足をゾーンの外に出し、地面に着いてからボレーする → OK

ジャンプして空中から打てばよい、というわけではありません。

また、足だけでなく、パドルや身につけているものにも注意しましょう。

ボレーの動作中にパドルがゾーンの地面に触れたり、帽子がゾーン内に落ちたりした場合も反則になります。

ダブルスでは、自分がボレーを打った勢いで、ゾーン内に立っているペアにぶつかった場合も反則です。

⑤ サーブのときだけ違う!ライン判定のルール

最後に、ボールがノンボレーゾーンに落ちた場合も確認しておきましょう。

通常のラリーでは、ノンボレーゾーンにボールがバウンドしても問題ありません。

ただし、サーブだけは例外です。

サーブしたボールがノンボレーゾーン内に落ちたり、ノンボレーゾーンのラインに触れたりすると反則になります。

サーブと通常のラリーでは、ノンボレーゾーンのラインの扱いが異なることを覚えておきましょう。

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ノンボレーゾーンのルールは、慣れるまでは少し複雑に感じるかもしれません。

特にネット際では、ボールを打つことに集中して、足元のラインを忘れてしまいがちです。

最初のうちはラインから少し余裕を持って立ち、ボレーを打った後も体のバランスを保つことを意識してみましょう💡💡💡

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参考
USA Pickleball|2026年版公式ルールブック